要人FX発言その2
バーナンキFRB議長
- 信用市場および社債市場では全般的に改善みられる
- 銀行がよい融資を行うことを望んでいる
ECB
- 買いオペを1%に据え置くことを決めた
- 景気回復を支えるため、過去最低水準を維持した
藤井財務相
- 東京株式市場での株価急伸について、市場は1日1日の動きではなくトレンドを見るべき
- 鳩山由紀夫首相と白川方明日銀総裁が前日会談したことがプラスに寄与している
平野官房長官
- 白川日銀総裁と鳩山総理の会談は今日夕方
- 経済状況・為替・株価含めて日銀総裁と政府の認識が共有化されることが大事
須田日銀審議委員
- 中央銀行による安易なマネタイゼーションはかえって財政規律への疑念を助長
- 財政規律への疑念による長期金利の上振れリスクにも引き続き警戒必要
- 目先は円高の実体経済への影響含め、内外経済が下振れインフレ予想が下振れるリスクを意識する必要
- 2011年度まで見通すと、経済・物価ともリスクはバランスする方向にある
- 実質GDP成長率は場合によっては一時的にマイナスをつけることも想定される
- コアCPIの前年比は年末にかけてマイナス1%程度になると見込まれる
- 短期的には国際金融面での動きや為替市場の不安定化などが、経済活動に悪影響及ぼすリスク高まっている
- 為替レートに影響与えるための外債購入、日銀は法律上できない
- 新型供給オペは金利を下げる効果を持つ
白川日銀総裁
- 鳩山首相と経済・物価・為替などについて意見交換した
- 日銀からは昨日の追加緩和策について説明した
- 政府と日銀の円滑な意思疎通が図られた
- もう一段の金融緩和策は求められていない
- 首相との会談はこれからも必要に応じて適宜開催
- デフレについての認識は政府と日銀との間で同じ
- 意見交換の場なので為替の認識について一致するとかの趣旨ではなく、今の
- 為替市場の動向について説明した
- 政府と意思疎通を密にしながら金融政策しっかりやっていきたい
鳩山首相
- デフレ脱却のために認識共有のもと協力する
- 迅速な対応を歓迎すると申し上げた
米地区連銀経済報告
- 米経済状況は、前回の報告書に比べて緩やかに改善
- 8地区は経済活動・状況の改善、他の4地区は状況は変わらずか、強弱混合
- ほとんどの地区で住宅価格は横ばいか、緩やかに下落
- 消費は緩やかに改善製造業は安定、または改善
- ローン需要は弱い賃金インフレ圧力はない
- 雇用は依然、弱い
- アトランタ、クリーブランド、リッチモンド地区で雇用削減ペースが鈍化
- ダラス地区の雇用水準は安定
ラッカー・リッチモンド連銀総裁
- 経済は底打ち、回復の過程
- 来年の経済は妥当なペースで成長へ
- 商業不動産、雇用市場が主な課題
- インフレ低下リスクは、著しく減少
- 連銀は緩和策を解消する手段を持っている
- 出口戦略は資産の売却から開始すべき
- 出口戦略の実施を過度に待てばリスクに
ブラード・セントルイス連銀総裁
- 市場が政策金利に焦点を置いている事に失望
- 市場は量的緩和策に注目すべき
- 2010年経済成長は3%上回る可能性が高い
ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相
- 欧州経済は依然として脆弱
- 景気刺激策を来年いっぱい継続する必要
ベルカIMF欧州局長
ユーロ・ドルは、割高気味で一段高の可能性も